人の傷みを知るということ

2013年05月11日 18:03

心の闇を声に出せば
振り返る人々の嗤いと蔑みの目が私を捕える

ねぇ、お願い。
そんな目で見ないで。

口に出す行為を怖がり、一人闇を恐れる
それが"私"という人間。

でも私にはわからない。
普通とか異常とか
一体誰が決めたのかしら
苦しくて足掻いた人の叫び、言の葉を
私は嗤えない。私は蔑めない。

だって彼らも私も、辛くて苦しくて
助けてほしくて、ただ叫んでいるのだから。
世界中がそんな彼らの敵にまわるというなら
私は微笑んで彼らを抱きしめたい。

苦しかったね。寂しかったね。
もう大丈夫だよ。

彼らはただ不器用で、でも一生懸命で。
愛おしく尊い存在であることを。
私は伝えたい。