回想
2013年05月11日 17:58
大好きな貴方の笑顔を失いたくなくて
私は幾千幾億の罪を重ねた
その笑顔が愛おしくて、
その裏にある炎が、私を焦がし続けた
何も見えなくなった日
私はその手に狂気を秘め
震える心を解き放ってしまった
貴方が悲しい笑顔で見つめたのに気づかずに、
その指を伸ばし、涙が生まれた
憎まないで。嫌わないで。
震えた貴方が私を抱きしめていた。
幸せを願っただけなのに…と
夢でもいいから愛されたいと願った頃
貴方の笑顔は、今のように悲しくなかった。
嘘じゃなかった。
何も見えなくなった日
私はその手に狂気を秘め
震える心を解き放ってしまった
貴方が悲しい笑顔で見つめたのに
気づかずに、その指を伸ばしてしまったから…