迷信前進

2013年08月04日 18:28
人と関わることを拒否して 
ただ一人泣くことで
自分の中の醜さも、現実さえも
すべて流せると思った
 
私の小さな世界は今日も
意味のあるものかさえもわからずに
迷いながら、前に進んだ
 
暗闇の中で彷徨うとき
何度も小さな光がさして
差し伸べられた手を
掴もうとして傷つけてしまった
 
その時の気持ちは
今もこの胸に焼き付いていて
離れずにいて、私を苦しめていく
 
それでも私は
人と関わることで消えたものよりも
生まれたものを大切にしていきたい
 
いつからか
きっとそれだけで
意味のある世界になるはずだと思った
 
 
変調の兆しは多分、誰にもわからないけれど
闇はそのまま在りはしないと
そう信じて、足掻いて泣いて叫んでもいいのだと
教えてくれた人たちのことを思って
 
迷いながらでも、信じて、前に進むよ