遺されたもの。
2013年05月11日 17:43
騒がしい教室内 窓の隅の席
机の上に飾られた、黄色い花と白い花
私たちが知らされなかったこと。
私たちが知らなければいけなかったこと。
沢山ありすぎて、文字は滲んだ。
うれしかったことも。かなしかったことも。
人一人の思いは、微かで儚いかもしれない。
世界から見たら、小さな灯火かもしれない。
でも、私達一人一人から見たら、
きっと対等で、貴重で、大きな灯火だっただろう。
貴方が放った言葉は、きっと世界中にありふれている、
どこにでもある言葉の一つ。
貴方が向けた拳は、きっと世界中にありふれている、
争いの中の一つ。
それでも、どうか思い出して。
関心を持って、相手の瞳を見て。
気づいて。叫んで。
本当に大切なこと、私達に遺されていますか?