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返事をください。

2013年05月11日 17:55
泣きたい夜には いつもよりも幸せそうに笑う そんなことを繰り返して 情けない自分を覆い隠す 気づかれないことに安堵しながら 本当は何処か悲しんでいる私がいて 切ない胸を抱えた夜は、そっと歌う 問うて返るのは、人生でどれくらいだろう? 今、此処で、私は何をすべきで どうしたら幸せを知ることができるのでしょうか?と。 歌に乗せて、風がさらって この言葉が、空に届いたなら 神様、どうかこの問いに、返事を下さい。 自己嫌悪に悩む夜には いつもより明るく笑う そんなことを繰り返して いつも真実に蓋をする 気づかれないことに安堵しながら 気づいてしまっている答えに胸を焦がす いっその事、感情をすべ

好き×隙

2013年05月11日 17:54
好きを「好き」と言うことができたら この胸は軽くなるんだろうか 廊下ですれ違った君 楽しそうで 少し切なくなった 声をかける隙なんて…ない。 そうやって諦めようとした。 時間はそう、一瞬で 作ろうと思えば作れる わかっているはずなのに その隙を作る勇気すら出なくて、 未練がましく振り返った にこりと笑った君と目が合う 時間なんて忘れてしまいそうで。 廊下が見せたユメみたい。 君が振り向き去ろうとしたその時に 手を伸ばして「好き」と言うの。

あなたへ

2013年05月11日 17:53
争いたくないって 俯いた貴方が笑う それが苦しそうで、悲しそうで。 私はただ、あなたを抱きしめた。 泣きたい夜に 泣けないあなたへ 私から伝えたい事があるの 空けない夜はなくて 今が永遠に続くわけじゃない だから、またすぐに笑える日がくるよ 手をつないで歩こう? 悲しい笑顔はもう止めて 一人じゃないよ、私がいるから。 一緒に笑って、一緒に泣けば 一人じゃないでしょう? 我慢しないで。 私が側にいるかぎり… 私があなたを愛すから。

2013年05月11日 17:50
形に残したいと筆をとった でも、とっただけで、何もあらわせない。 首をナナメにかしげても、首をぐるんとまわしても、 何も出てこない。 一字書いては、丸めて捨てた。 二字書いては、悩んで捨てた。 本当の私は、何かを伝えたいはずなのに、 筆をとって、早三日。 私は形を残せない。 早くおいでよと階下から 遊びにいこうよと囁いている 形に残したいと筆をとった でも、とっただけで何もあらわせない。 なやんでも、しょうがないって筆をおいた。 うん、いくよって私が言った その言葉は口で言いなさいって、 なんだか筆に言われた気がした。

残酷な愛

2013年05月11日 17:50
好きだなどと、口にするのは簡単で。 行動で示すことの大変さをあなたは知らない。 あなたは、微笑んで愛しいと言うけれど その言葉の真実(ホントウ)の重さをあなたは知らない。 あなたの愛するは重さを持たない。 ゆえに、私はその真実に目を閉じ、耳を閉じることでしか 回避する術がない 本当に愛がほしいと感じているのであれば 私は今、ここからあなたにぬくもりを届けよう 本当に幸せになりたいと思うのなら 私はどんな痛みにも耐え、あなたに微笑もう でももし、それが私の一人よがりなユメだと言うなら。 私はあなたに同じ重さの愛を返そう。 それであなたが幸せであろうと、なかろうとも。

問いたい

2013年05月11日 17:49
キセキとは何でしょうか? ユメとは何でしょうか? どれも温かいものでしょうか。 私には、わからないのです。 愛とはどんなものでしょうか? それは重いのでしょうか?軽いのでしょうか? 私には、わからないのです。 カミサマはいるのでしょうか? 幸せはあるのでしょうか? 温かい思いも、優しい気づかいも 私が知らないだけで、存在するのでしょうか? もし、それが真実であったとしたら。 もしそれが、すぐ側に在ったなら。 私はなんて愚かで、なんて幸せなことでしょう。 なのに私は気づけないのです。 教えて欲しいといえないのです。 問うだけで気づけないのです。 だから、不幸せなのでしょう。

しごと

2013年05月11日 17:48
子どもの頃 泣くのは"しごと"って誰かが言った。 私はよく、"しごと"をする子どもだった。 大人はそんな私を見て笑った。 大人たちはそのとき、なにをみていたんだろう? その答えがでたのは 私が大人になって、なかないことが"しごと"に なったときだった だから大人になって、ようやく感情を殺したり するようになって、子どもの頃の自分をうらやましく思った 大人たちは"わたしたち"に言いたかったんだ。 本当にたいせつなこと、自由なことはどんなものなのかを だから"私達"も伝えなければいけないよ。 未来の"わたしたち"に。

「バカ」

2013年05月11日 17:48
「バカだねぇ。」ってお祖母さまが言った。 あみかけのセーターの手をとめながら。 あたまを撫でて、だきしめながら。 そのとき、「バカだなぁ。」ってことばが あたたかいもののように感じた。 でも、学校で言われた 「バカだなぁ。」ってことばはとても冷たかった。 なにが、どこが、違うんだろ。 同じことばだというのに。 一日に何度も考えた。 「バカだなぁ。」のちがい。 お祖母さまが亡くなって、「バカだなぁ。」のちがいがわかった。 お祖母さまの手はあたたかかった。 お祖母さまのお顔はやさしかった。 お祖母さまは僕を「バカ」だと言ってなかったんだ。 もう笑わないお祖母さまの前で、 僕は「バカだなぁ

”愛"というもの。

2013年05月11日 17:47
嬉しいって、愛おしいって 思えば思うほど 私はただ、自分の弱さを知る 空っぽな部屋の片隅で うずくまって、あなたの名を呼ぶ 夢と言うには鮮明で、現実と呼ぶには不確かで でもそれらが、ただただ愛おしくて、憎らしい。 自分が自分で無くなったような、でもそれらから 解放されたいとも思わない、複雑な感情。 あなたが私に与えたものは、私を私でない 何かにする。 空っぽな部屋の片隅で うずくまって、もう一度あなたの名を呼ぶ "私を壊してもいいよ" だから愛して。その代わりに、誰よりも、 何よりも、一番に私を呼んで、愛してほしいの。 ねぇ、それってわがまま、かな?・・・

儚い

2013年05月11日 17:46
願いごとは溢れていた 子供の頃のおもちゃ箱のように 吐き溜められた心には あの日の歌が流れていた でも歌うことができない。まるで子供の夢のように。 「儚い」って知ってる? それは人が見る夢なんだって。 綺麗事なんだけど、儚いって寂しいよね。 叶えたい願いはありますか 今ではもう 雨で滲んだ文字のよう 虫眼鏡でも当てなきゃ、見えてこないそんなモノ それでもずっと吐き溜められる 君のココロに、ドウジョウ。 私のココロに、カワイソウ。 シグナルが変わった 歩かなくちゃって、義務のよう。 曇ったウィンドウに自分を重ねても 見えてこないココロは、あの日の歌のよう 大小の影が太陽にお小言を零す
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