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色褪せる私達へ
2013年05月11日 18:32
幸せな”現在(いま)”を
色褪せぬ写真のように
ずっと残すことができたなら
それはなんて、幸せな未来(さき)だろう
失ってから気づくことなど
どこにでもある、そう今でさえも
今の関係さえも 数年後には予測できない
まるで風のように私達は
過ぎ去る何かの中で生きているから
失うほどの大切なものを
私は知らずに持って
そして知らぬ間に失っていた
失うことなどないと信じたまま...
愚かな自分を雨が濡らしても
震えた言葉が風にさらわれても
頬を伝う”何か”も全て
止まらない時の中で
私の掴んだ幸せ達よ ”笑って”
ありがとう
2013年05月11日 18:32
伝えたいことがある
大切な貴方達に私は伝えたい
面倒だと思いながら
私を心配して動いてくれる貴方へ
貴方は今も、悩んで苦しんで
でもそれを私達に言おうとはしない
無理にとは言わないけれど
本当に辛い時は泣いて縋ってくれていい
私が落ち込んだ時に
すぐに気づいてくれる貴方へ
私が自分の存在を否定するたびに
それを否定してくれる貴方が、
私はとても嬉しかった
私が苦しんで潰れそうになった時
私をその闇の中から救い出してくれた貴方へ
何も言わずに、手を差し伸ばしてくれたとき
私は本気で泣いてしまった
私はとても貴方に、感謝しきれない
大切な人達へ
私はあなた達が私にしてくれるほどのことを
意味
2013年05月11日 18:31
何かにとらわれて生きるって
実はあたりまえのこと
だけど何も考えずに
回る地球にも憧れるよね
生まれたことに意味が
最初からあったなら
こんなにも悩んでないよ
こんなにも楽しめてないよ
歩くことに意味はないよね
風が吹くことも波が繰り返すことも
だから時には意味なんてなくたって
ただ動くだけ それだけでもいい
誰かの言葉を気にしたって
結局何かが変わるわけじゃない
だけど最後にある「ごめんね」は
凄く心が動くよね
それぞれに意味が無くても
今日はただ通り過ぎるだけ
それなら何をしたい?
悲しんでたい?苦しんでたい?
全てにもし、意味がないなら
私達は何を怖がってるのだろう?
スイッチ
2013年05月11日 18:30
雨の後の静寂に
長い水の道が出来て
私を写した
汚さもその心もその姿さえも
願いはただ途方もなく
私を縛りつけるだけの鎖
それでも心に起きた波紋は
今日も歩めと私のスイッチを
短く、そして強く押してしまう
笑顔を見せたくて
貴方のためだけに
秘める心なんて、この先価値はなくとも
貴方の手を掴んで
"ありがとう"と言いたい
身勝手で狡くて臆病な"私の気持ち"を
聞いて欲しいの
陽の光が差す午後
昨日の雨の後なんて無かったかのように
晴れ晴れとした空に真逆な、心と葛藤
"ああすればよかった"そんな後悔を
責めることで逃げてるようで
この気持ちを伝えられない
錆びついたスイッチを
今日も
自由な紙(ボール)
2013年05月11日 18:30
真っ直ぐな道の上で
風に揺られて 転がるボールが
まるで軽くて中身の無い 僕の心のように思えた
転がり続けて 落ちた先は
途方もなく広い 空と海の狭間
頼りない紙で出来た
僕の心には
その風でさえも波でさえも
揺さぶられて、溺れてしまう
世界より身近で
でも広くて青くて残酷で
でも、とてもとても自由で。
耐性なんて無くても
実はそれなりに生きていける。
頼りない紙で出来た
僕の心には
今日も"自由"という言葉が
刻まれてる。
この未来を
2013年05月11日 18:29
世界が夢と愛で出来ていると
幼い頃の僕はただ信じていた
愛するものと歩む道だけを
ただ想像していた
時が経ち 僕が歩み出した道に
"ただ一人"と決めた君がいた
自分の愚かさなど
何も省みることなどないまま
僕は君を抱きしめてきた
君の瞳が霞んでいく姿さえも
僕は見ないふりをして
愛を囁いた
最後の言葉が空気を揺らして
僕の耳に届いた時
失った色や愛は何色だったのだろう?
未だに思い出せないままで
ただ愛して愛して止まなかった
君との別れに僕は
この未来(さき)を想像できなくて
何を抱いたのだろう
あの頃もこの頃も
変わらず、目を塞いだまま
光りが例えこの先
僕に差し込まなくても
同
君が星になった夜
2013年05月11日 18:28
星が見える夜
僕と君の間でした約束を
君は覚えているかな?
ずっと一緒にいること
ずっと未来を歩んでいくこと
約束したあとの甘いキスを
君が星になった夜
僕は願ったこともない神様に
初めて何度も何度もお願いをした
君がいるあの時の時間に
どうか、もう一度戻してほしいと
愛しさだけが
こんなにも苦しいほど降り積もって
その重みから抜け出せない僕を
君は笑うだろうか?怒るのだろうか?
ただ、君の声が聞きたい
君の温もりを感じたい
星が見える夜
僕と君の間でした約束を
何度も何度も思い出す
ずっと一緒にいることを
ずっと未来を歩んでいくことを
約束したあとの甘いキスを
世界が色を失うとき
2013年05月11日 18:28
世界がまだ色を持っていた頃
僕らの毎日はそう、順調に流れて
あの時、あの頃まで、僕らは僕らの知りうる太陽を
僕らの知りうる青空を失うとは思わなかった
ねぇ、神様
僕らは無知なままで
怖いものなんて何もなかった
大切なものだけを抱えていきていけると思っていた
本当は、ずっとずっと守っていかなければならない
大切なものであったことを忘れて
世界が色を失った時
何度も何度も僕らは願った
あの僕らが知りうる太陽を
僕らが知りうる青空をどうかもう一度と
そう願う毎日に変わったとき
ぽっかりと開いたこの胸の中と
僕らの代わりに泣く空がだけが、
僕らの側に在った
これは、私の片思い
2013年05月11日 18:27
腕時計をよく確認するくせに
周りを見てない貴方
貴方を見つめてる私の視線にさえも
気づかずにね
ねぇ、何を気にしているの?なんて
聞けるほどあたしは勇者じゃないから
目の前にあるグラスを揺らしちゃったりしてさ
針が1秒1秒を刻むたびに
ドキドキしていたあの頃を思い出してしまう
それが当たり前のように感じてた
あの頃の私は幸せもの。
水たまりに落ちた雫が
小さな波紋を立てて響く
まるでその雫がいたずらを仕掛けたみたいに
私は固まって、ただ動けない
遠い空
2013年05月11日 18:27
遠い空を眺めて
昔眺めたあの景色を思い出す
苦しみも喜びも平等に流れたあの頃を
夢は雲のように
心は風のように
愛は太陽のように
どれも掴めないけれど
確かに存在する形(もの)を
僕らは愛して止まなかった
遠い空を眺めて
現在(いま)何を思うだろうか
思い出の中にある大切なものは
形を変え、色を変えて
この胸の中に隠したまま
流離おうか
この遠い空の向こうまで
あの頃の空を探しにいこう
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