記事のアーカイブ

弱虫

2013年05月11日 18:10
最悪な瞬間が 今日も胸の奥底をよぎる 気にしちゃダメって見ないふりしても きっと貴方は気づいているのに 自分の気持ちがわからなくて 今日も貴方を思っては、避けてしまう このままじゃダメってちゃんとわかるのに もしそんな貴方に"好きか"なんて聞かれたら きっと私は笑って"好き"と答えるでしょう 動かない心が、別の答えを教えてくるのに 私はどうしてもその一歩が踏み出せない 自分からは何も言えなくて、今日も唇を噛んだ 弱虫な私を神様はきっと笑ってる あぁ、世界は無情にも今日もまわってて 一刻一刻と、貴方を傷つけてることを知るのに 苦しくて苦しくて どうしよう。 そして今日も、何も言えなかっ

銀の箱庭

2013年05月11日 18:09
銀の箱庭 宙に浮かんで 其処に在るのに ずっと遠くて 急に流れて 闇に溶けてさ 手を伸ばして宙を掴むのさ 今日もぐるぐる明日は巡って 昨日が今日で 明日が昨日で 時間という概念すらも 何もかもがさ。取って付けてて。 くだらないって無駄に愚痴って。 銀の箱庭 今日も浮かんで 其処に在るのに ずっと遠くて 急に流れて 闇に溶けてさ 手を伸ばして宙を掴むのさ

お母さん

2013年05月11日 18:09
当たり前の毎日  大切なものを忘れて 歩いて躓いた時  初めて気づくものがあるなんて そんなことに、今気づいた。 温かいお弁当も キレイなYシャツも 全部全部愛情という、心がこもってて 3年後の春 それらが当たり前じゃなくなった時 胸が痛くて、痛くて潰れてしまいそうだった。 当たり前だなんて どうして私は思っていたんだろう? 朝早くから、起きて笑っていた 大事な存在のことを気づかずに… 後悔しても遅いのに 涙が止まらないの。どうして? もう二度と見れない表情、ぬくもりが 今はとても、とても恋しい。

メビウスの輪

2013年05月11日 18:08
喉がカラカラで、いつもカラカラで ジリジリとした熱さが、私の余裕や建前を全てなぎ払う。 来ないで、来ないでよって叫びながら、息を乱して走り続ける。 今日も同じ夢の中 あてもない毎日を何故か走り抜けてる。 ぐるぐるぐるぐると、終わりのないメビウスの輪みたいに。 行く先はまっすぐなはずなのに、ゴールにはいっこうに 辿りつけない。 ああ、もう嫌だ。 こんなの嫌だ。 私は逃げる。逃げ続ける。 足がもつれて、転んでも走り続ける。 一体私はどこに逃げたいのだろう?

光と闇と僕

2013年05月11日 18:07
綺麗な空を見上げて 口笛をそっと吹く 自分の愚かさを隠すような 暗い夜の闇が好きで 時折流れる星は、小さな自己主張みたい。 何が正しくて 何が誤りなのか 一つ一つの選択肢たちの 答えに悩む僕だけど 願ったことがある 喜んだことがある 悲しんだことがあって 涙したこともある でも今日はまわって、明日の日差しが届く 僕は今日、この時の闇を忘れない。 光が生まれて 闇が生まれた 闇が光を生みくりかえす 何が正しくて 何が誤りなのか 一つ一つの選択肢たちの 答えに悩む僕だけど 今のままの僕が一番いい

あの頃

2013年05月11日 18:07
扉をあけて 映る景色は懐かしいあの頃 煤けた古い手紙を握りしめていた頃 黒くて綺麗な髪をした貴方を見ていた もう、顔はおぼろげで、思い出せない。 そのことが苦くて、ただ切なかった。 自分の弱さを認めることが あんなに、怖かったあの頃 見ていられればいいと、何度も思ったけれど 君がこの町を去る時 電車に乗り込んだ君が 泣きそうな顔で微笑んでいたこと あの時、君は僕に。 何を伝えたかったんだろう? 閉まった、扉の壁からは 君の声は届かなくて。 あれから、何年もの時が過ぎて またこの町に君が来たなら 僕はその言葉をもう一度、聞いてもいいのだろうか? もし、聞けたなら 僕も素直に、好きと言お

大切さ故に私は離れる

2013年05月11日 18:06
どうしたら、人を傷つけずにすむのだろう。 どうしたら、そんな自分に価値を見いだせるのだろう。 暗い闇の森を、深く深く進んでいるかのように 私の心は何時も迷っている。 あっちに行けばよいのかと こっちに行けばよいのかと 大切な人を作らまいとしていた。 でも大事な人ができてしまった。 それは私にとって、歓喜を勝る恐怖だった。 "コワイ、コワイヨ" また失うんだろう?己の愚かさで失うんだろう? 私には大切な人を傷つけることしかできないんだろう? 太陽のような笑顔を月のような笑顔にしか変えられないんだろう? "誰からも必要とされる人間になってほしい" そう願ってつけられた私の名は、逆の道しか進

例えばあなたが

2013年05月11日 18:05
例えばあなたが 笑って嘘をつく人でも 例えば世界が 気まぐれに泣いて見せても 胸の奥では嘘をつけないあなたがいて 渇いた胸を握りしめている 私はただ笑って、あなたを抱きしめたいです。 泣きたいなら泣いていいよ。 苦しいなら苦しいと言って? 私はあなたに、たた笑っていてほしいのです。 人が作った「普通」とか 世の中が作った「柵」とか 不安定な何かがこの胸を蝕んでしまうのです。 痛いなら痛いと言って。 寂しいなら寂しいと言って? 私はあなたに、ぬくもりを知ってほしいのです。

千年の花

2013年05月11日 18:04
千年の願いが一輪の花なら この地球(ほし)に咲く花達は 何千年と幾人の切なる思いに なるのだろうか そう、問いかけては風が吹き 千年の思いは空に散っていく 雲が流れて 空の光が大地へと注がれ 願いが芽吹いては色を表す その色が幾人の笑顔を生み出しては 幾人の思いを散らす時の風によって 流れ流れて次の色を生み出す この地球(ほし)に唯の一つとて 無駄なものなどないのだと示すかのように 千年の花は咲き続ける  

人の傷みを知るということ

2013年05月11日 18:03
心の闇を声に出せば 振り返る人々の嗤いと蔑みの目が私を捕える ねぇ、お願い。 そんな目で見ないで。 口に出す行為を怖がり、一人闇を恐れる それが"私"という人間。 でも私にはわからない。 普通とか異常とか 一体誰が決めたのかしら 苦しくて足掻いた人の叫び、言の葉を 私は嗤えない。私は蔑めない。 だって彼らも私も、辛くて苦しくて 助けてほしくて、ただ叫んでいるのだから。 世界中がそんな彼らの敵にまわるというなら 私は微笑んで彼らを抱きしめたい。 苦しかったね。寂しかったね。 もう大丈夫だよ。 彼らはただ不器用で、でも一生懸命で。 愛おしく尊い存在であることを。 私は伝えたい。
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