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自分の気持ちよりも、貴方に
2013年05月11日 18:03
眩しい太陽の先で
笑いながら腕を組んで歩いていた貴方に
手を翳して暗く染まった心を覆い隠した
涙がもし、言葉に変わるなら
私は貴方に何万回もの"好き"を伝えてるはず
伝えられないことを"臆病"と解くなら
私の思う気持ちは"無駄"になりますか?
幸せな貴方がそこに在ることを
幸せなことだと思いたいと
涙がどんなに流れていても、思ってしまう
伝えられないことが"臆病"と言うなら
私は世界一の臆病者でいい
ねぇ、どうか幸せでいて
私の気持ちなどかき消してしまうほどに
淡い期待を抱かせないほどに、幸せでいてね。
臆病モノの恋
2013年05月11日 18:02
「好き」という感情が理解できない。
いつからか、私はその感情を捨ててきたから。
「どうして?」
そう問いかけた貴方は
簡単に私の奥深くに眠る感情を呼び起こそうとする
怖くて、苦しくて、危険で。
だから、拒絶して見せるのは当たり前でしょ?
何も見ないでいられる現実の中でしか
息ができない私に、「甘い嘘」は残酷で
胸に抱いた大きな傷に触れないでほしいと
願ってしまう。
手なんて掴まないで!
その胸に閉じ込めないで。
淡い期待は諸刃のヤイバになって
私の胸を浚っていくから。
その闇の先が光かどうか
私にはのぞき見る勇気がないのだから。
好きという気持ち
2013年05月11日 18:01
辛い顔を押し隠して
貴方は歩む、強い人だから。
だから時々、とても心配になる。
人の過去なんて、興味はないけれど。
貴方が悲しそうな…そんな顔は嫌だよ。
好きなんて感情は、まだ私には早くて
だけどわかっていることもね。
たくさんあるんだよ?
甘いものが好きとか
本当は涙もろいとか
きっとそれは小さいことだけれど
貴方の大切な欠片でしょう?
集めるのは少しずつだけど
いつか全て拾い集めたとき
貴方が笑顔であったら、私はきっと幸せだ。
だから時には辛いことがあったら。
泣いてね。我慢しないでね。
世界中が貴方から離れて行っても
私はちゃんと、側にいるから。
後悔
2013年05月11日 18:01
足掻いて得たものは、どんなものだった?
そう問いかけた君に、僕は何も言えないまま。
この手にないことだけを悲しんで
君が悲しそうに笑ったことを、
僕は知ろうともせずに蓋をした。
ああ、世界はまわって、時間も流れて。
気付いたのは、君が此処にいないということ。
もう二度と、この手には帰らないという
残酷な"事実"だけだった。
どんなに泣いたって、どんなに悔んだって
どんなに望んだって、君がいなければ。
それは、何の意味もなかったというのに。
僕は気付かないふりをしてしまった。
それが僕の最初で最後の後悔。
君は泣いていないだろうか?
君は笑っているだろうか?
君は幸せなんだろうか?
理由など、要らない。
2013年05月11日 17:59
この手に何かを生み出したくて
空に伸ばした手は何かを求める
輝く星は私を見下げて
冷たい風は頬を通り過ぎる
どうして人は生まれたのでしょうか?
この手に何も持たされずに。
生きる理由を探し続ける
まるでそれは呪いかのように
見つけなくてはいけないものかのように。
この星に生まれて 風を受けて
"生きている"
それ以上に幸せなことはないのに。
道を探して、見失っているなら
私は空を見上げるだろう。迷わないように。
何かを生み出したいなら、私は歌うだろう。
もう何も失わないために。
迷う人がいたら手を差し伸べるだろう。
傷みを分かち合うだろう。
私達は一人ではないのだから。
この手に何
回想
2013年05月11日 17:58
大好きな貴方の笑顔を失いたくなくて
私は幾千幾億の罪を重ねた
その笑顔が愛おしくて、
その裏にある炎が、私を焦がし続けた
何も見えなくなった日
私はその手に狂気を秘め
震える心を解き放ってしまった
貴方が悲しい笑顔で見つめたのに気づかずに、
その指を伸ばし、涙が生まれた
憎まないで。嫌わないで。
震えた貴方が私を抱きしめていた。
幸せを願っただけなのに…と
夢でもいいから愛されたいと願った頃
貴方の笑顔は、今のように悲しくなかった。
嘘じゃなかった。
何も見えなくなった日
私はその手に狂気を秘め
震える心を解き放ってしまった
貴方が悲しい笑顔で見つめたのに
気づかずに、その指を伸ば
愛しています
2013年05月11日 17:57
蹄の音が月の振りそうな夜に哭く
何度目かの熱が消えるとき
私は初めて「願う」
"どうかこの時を永遠に"と
夢は儚くが如く。今日の夜も待つ
貴方はもう二度と此処には来ないのに。
最後の夜に告げた甘い嘘に
騙されたふり。甘い駆け引き。
「さようなら」ではなく「また」と言い
振り返る貴方は美しかった。
蹄の音が月の振りそうな夜に哭く
「愛しています」と
ただ側に、在り続けたい。
2013年05月11日 17:57
例えば貴方が苦しみ、涙を零すとき
私は朝、慌ててポケットにしまったハンカチを
迷いなく貴方に差し出すだろう。
例えば貴方が悲しそうに、
泣きたい気持ちを押し隠して笑っていたなら
私は何も言わずに、ただ貴方を抱きしめるだろう。
永遠なんていう確信めいたものは、
きっとこの胸にもこの未来(さき)にもなくて、
ただ言えるのは、貴方が居る限り、この世界に、
貴方の前で在り続けることだけ。
だから、たとえ願った先に光りがなくても
私は貴方に、ただ微笑み続けているだろう。
私は貴方と、ただ決められた未来を歩もうと
思っていないから。
不安定・不確定でもいい。
何も望みはしない。
ただ側に、在り続け
泣きたい
2013年05月11日 17:56
「泣きたい」と願った
乾いた瞳を空に向けて
胸の中には、理由のない苦しみが占めていた
昔は願っただろう「幸せ」を
いつから願わなくなっただろう?
今日も晴れた空を見上げながら
そう問いかけて、答えがでない。
今すぐに誰かが私を助けてくれるというなら
私は、その誰かに泣いて縋ったでしょうか?
あの頃の私はただ泣いていたと
そんな記憶しかもうないのに。
問いかけても出てこない「答え」に
いつからか、問いかけすらもしなくなった。
苦しみはけして消えはしないというのに、
問いかけることを止めてしまった。
助けてほしいと、泣きたいと願うのに
苦しみはいつも、この胸にあるのに
それがどのようなもの
貴方の一番になりたい。
2013年05月11日 17:55
貴方の一番になりたかった
だけど、無理だった。
私の力は弱すぎて。
貴方の手まで届かない。
ずっとずっと言ってほしかった。
「君だけだよ」っていう言葉
貰うことは、もうできないけれど。
息がとまりそうなほど
この胸をしめつけて、切なくて、苦しくて
でも言葉に出来ずにいる。
貴方の一番になりたかった
それはこの胸を占める願いで、希望で、夢だった。
抱けなくなったモノを今、持て余す私が居る。
泣きそうで、泣けなくて、辛くて、切ない。
助けてって叫べれば 行かないでって泣いて縋れば
貴方は私の側にいてくれたのでしょうか?
貴方を直視できない私は、振り返らずにはいられない。
涙で滲んだ姿など
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